そういえば・・・・「地震後の対応」

先週、四国の方で大きな地震がありました。

能登の地震から3か月経ったので墓地や墓石の修復の作業も本格的になってきているかと思います。

2009年の8月のお盆休みの前日、駿河湾沖地震があり、一番大きな揺れがあったところは震度6強ぐらいだったかと思います。静岡市内も墓石が動いたところはたくさんあり、依頼をうけるたびに現場を下見していたらたまったものではない、また金額の即答に責任を取れる人もそう何人もいないので、サオだけ戻すのは○○円、サオと上台だと○○円といったかんじで即答するための単価表をつくって社内でも共有し、静岡市石材工業組合の皆さんにも「うち、こうやっちゃいましたよー」と、紙を配ったのを覚えています。

ちょっと安く設定しすぎたのを後悔していますが、その時の資料は事務所のサーバーのどこかにあるでしょう、きっと、

たぶん「月刊石材」で「地震後の対応特集」的な回があり、うちの兄の茂樹と、藤枝の佐野さんと、あと他県の石材店さんの対応やマニュアルが載っていたと思います。

被災地の石材店さん、是非石文社さんに問い合わせていただき、その号を買って参考にされてください。一から作るよりはずっとはかどると思いますよ。

 

歯を食いしばって「値上げ」(; ・`д・´)

○○〇さんと、〇〇〇石材さんは納骨の作業料金を値上げしたそうです。

こちらの地域は今までは非常に安い相場で納骨作業が行われるのが当たり前でしたが、新規の墓石建立の需要が激減したため、こういった作業そのものにも一定の利益を得ないとやっていけない、少なくとも石材店という職業につきたいとは思えないという現状になっています。それに加え、近年のコストアップです。

ただ、他社が値上げしたのを見て、「うちは値上げしません」とアピールしたら仕事が増えると考える石材店さんも少なからずでしょう。でもその石材店さんは外注を使って作業をこなすことはあっても自社の従業員を増やして(営業、事務作業以外の)運営することは難しいのではないかと。

「やりがい」も大切ですけど、利益が上がらなければ長く商売を続けられない。一時的にお客さんの役に立つことができても自分や家族、社員など身近な人たちに一定の豊かさを共有できるようにしなければただの存続であって繁栄しているとは言ってもらえない。

何の話でしたっけ????

職業、仕事というものを通して人の役に立ち、しかも自分たちもしっかり利益を得るって「プロ」だと思うんのですが、結構難しいですよね。

値上げした代わりにお客さんに何を提供できるのか。

みんなで勉強して強くなっていきたいですね。

 

「これぞ」というお墓も良いですね。

静岡県石材組合の総会の前、Nさんのお墓参りに行きました。「いいお墓って言ったら黒の和型に決まってるだろ」と言わんばかり。

いいお墓だな。いい仕事だ。なんて、石職人みたいなことを言っています。

建立は昭和58年。石塔の石はスウェーデン。高級材。もちろん国内加工。この時代なら当たり前ですが。

フトンと笠の彫刻は岡崎のKさんの仕事だそうです。筋蓮華は山梨のFさん。

狛犬はK原のTさんの作品だそうです。かわゆい狛犬だ。良い作品です。残りの加工はNさんの自社加工だと思います。

「これぞN石材工業だ」のメッセージがお墓から聞こえてきます。

お参りに行く前に、Nさんに「お墓はどの辺にありますか」と聞いてしまいましたが、全く聞く必要がなかったです。すぐにわかりました。

昔はNさんに加工してもらった黒の石塔を卸売りしたこともよくあったそうです。

お世話になりました。

こちらの狛犬も国内産です。冗談です。( ;∀;)

 

 

講習、凄かったんじゃないか???( ゚Д゚)

 

昨日の静岡県石材組合の総会の後の講演会はすごかったんではないか。石垣や仏像、灯籠などの文化財の修復についてのお話でした。

筑波大の松井先生は石材の補修や彩色のおすすめ品番までよく知っていました。

現場主義でほんとにすごいぞ、この先生。

文化財修復について、駿府城の石垣に携わっている関係でこちらにくることがあるそうです。

修復にあたっても、もろに汚れを取り除きたいのか、苔むした状態にしたいのかなども依頼者(ほとんど自治体でしょう)と綿密に打ち合わせるそうです。

ネットにあげるとこまる写真も撮りましたので、「これ乗っけてよいですか?」と確認を取ったうえで載せています。

こういうのも勉強です。ほんの少し収益につながるかも。

忙しい石屋さんもいます。!(^^)!

ある石材店さん。墓地とお寺が近くていつも忙しく来客の対応をしています。

「俺、今日すわってねーよ」と。

接客が一段落するのを待っていたら呼ばれ、、、、

「ちょうど今問屋さんが来ているから聞いて」と、問い合わせのお客さんの対応をさせられた。ちょっとちょっと。(*_*)

 

まあでもこの人がが少しでも休めるなら良いです。

これ以上待っても邪魔だと思い、この日は失礼しました。

夕方になって「相手できなくて悪いっけね」とお電話いただいた。良い人です。会う約束をしていたわけでもないのに。

「この人はお客さんがたくさんいる良い環境の中にいるから繁盛しているんだ」

と思うか、

「忙しいとはいえ、業績を落とさないようにがんばるのは大変だ」と思うか。

人に対する見方は、解釈はいろいろあります。自分が向上できるような前向きなとらえ方をしていきたいものです。

そういえば・・・・・言っていました。(*´ω`)

そういえば・・・・・

ですが、恵安の組合(墓石の輸出かと思いますが)の加盟企業は現在52社だそうです。

卸業者の方は覚えていると思いますが、2017年か2018年ごろ、「指導価格」として単価を一律にそろえた時がありました。その時の署名と会社名が載った書類が流通しましたが、当時の加盟業者は83社でした。

今現在は、彼らの推測ですが、日本の墓石業者専門で営んでいるところはせいぜい20社ぐらいではないかと言っていました。そういえば。

良くない情報かもしれませんが、知らないよりは知っておいた方が良いでしょう。

 

 

そういえば、現金使えましたよ(‘Д’)inアモイ

コスタコーヒー:8.5元(約180円)

コーラ :3.5元(約75円)

レイズ 塩味プレーン:7.9元(約165円)

日本での報道を見ているかぎりでは不安でしたが、「ふつうの町の商店なら大丈夫」と聞いて、コンビニのチェーン店ぽいところに行きました。

店に入ったとき、心配でしたのでお札を出して「クーイーマ?(可以ま)」ときいたら、若い店員さんが「可以、可以、」と言ってくれました。

あいもかわらず健康に悪いものを買いました。尿蛋白です。

まだ人民元の現金をちょっと持っています。

アモイで泊まったホテルです。どんなでしょうか(‘Д’)

こんなホテルに泊まっておりました。悦華酒店 C&Dホテルです。以前はマンダリンホテルというところで、30年ぐらい前はここがアモイのナンバーワンのホテルだったと聞いています。

ちなみに今回は1泊10,000円ちょっとぐらいで、日本の皆さんの定宿であるジンミンホテルより安かったです。円安がぐっと効いていますね。予約は今回はAGODAです。バナナマンです。

敷地は広く、客室のある建物は何棟あるのか。フロントとレストランのある建物へは渡り廊下?で100メートルぐらい歩いて朝食会場に行くような感じです。

こんなです。おしゃれですよね。

朝食は毎朝こんな感じでした。バランスも悪く高カロリー。アモイのエッグタルトは好きです。

スターバックスもあります。今回は利用しませんでした。

オープンして40年という事でしょうね。40年前というと1984年。ナンデスカマンが出ていた時ですね。みんな明石家さんまの真似したよな。ロス五輪の年。僕は小6でした。

ある時ある人に、「石産協の役をやったから、よくわからないような安宿よりそれなりのホテルに泊まったほうがいいんじゃないか」と言われてから、ある程度知名度のあるホテルの中で、その時その時で安いホテルを予約するようにしています。自分としては定宿というよりは定宿群があるという感じですね。

自慢ですが、僕が過去に泊まった一番安い宿は、バンコクで130バーツぐらいだったかな。27年前ぐらいの話ですが。400円ぐらいでしょう。共同のトイレとシャワールームがう〇こまみれだったので一晩う〇こを我慢したのを記憶しています。

新湖南623です。(^_-)-☆

半年ぐらい前から流通し始めている新湖南623。

梱包を超頑張っている外柵工場の原石置き場で確認しました。

こんな感じです。

工場長さんの話によると・・・・・湖南623とは場所がちょっと違うところの採石場のようです。市は同じで県が違うと。

※中国では大体、市>県>鎮といった感じです。日本だと県>市>町とかですけど。

この工場では本格的に売り始めてから2~3か月だが、湖南623よりも新湖南623のほうが材質での苦情、クレームは今のところ少ないそうです。

うちもそろそろ本格的に売ろうかなといったところです。

 

ここまでの梱包が基本仕様なんてΣ(・ω・ノ)ノ!・・・外柵工場です。

弊社が発注しているある外柵工場。

よくよく聞いて驚きました.

最近のことだと思いますが、木枠の梱包に使う木材の厚みが、通常なら15ミリのところ、全部18ミリにしたとのことです。

特に出荷先が北海道の時などは、海上でのデリバリー時間が長いので、より破損の確立を低めるためという事なのか。それにしてもこの不況の中での企業努力はすごい。

また、、、、、こちらも驚きでしたが・・・・

こんな梱包見たことないΣ(・ω・ノ)ノ!

1個1個の石のパーツが当たらないように緩衝材やひもをかませ、強い生地のラップで巻くまでは最近は珍しくありませんが・・・・・・

その上にさらに透明なビニールをかぶせて、その上に木枠の梱包をしているので、おそらく他社より1手間か2手間多くかけています。

たしかに中身の製品が良くなければ台無しかもしれませんが、この努力は評価しないと、と思いました。

この工場は外柵工場群のなかでもクレームの率が低く、単価もやや高い工場です。

工場指定で発注してくれる人がいたら喜ばしいんですけどねー!(^^)!