機械設備がすごい工場(゚д゚)!

福建省の某工場です。歩いてよく見ると・・・・・・

自動研磨機がずらり。

「庚華機械」中国メーカーの研磨機です。

展示会に出展していたこの会社のものですね。

水平、直角の精度はもちろんアップしているようで、その点でのクレームは減少しているそうです。

工員さんたちも操作盤をしっかり見て使っているようです。

この工場には自動研磨機は9台あります。

クンナムやYKDなどの真っ黒系の石はまだあまり磨けていないようですが、白系統はジャンジャン磨いているとのこと。

そして切削機。

走行式がずらり。複数回セットしたらずっと切ってくれる切削機です。

こちらの操作盤は研磨機よりもっと大事。まずまずきれいに使っています。

こちらも中国メーカー。

中国メーカーの機械あ日本の墓石工場に使われている話はあまり聞きませんが、理論的にはできますが・・・・誰かやりますかね。

これだけ設備が充実した墓石工場はちょっとないんじゃないでしょうか。ここまでやると明らかに違います。おったまげました。

墓石の製品のクオリティの良し悪しは多少(もちろんBtoBの卸売りの段階で)あるにしても、これだけ機械設備が違ったら注文したくなるんじゃないでしょうか。

みなさん、まったく同じ焼きそばを食べるのに、高級な和食器のお皿に盛られて1,100円と、紙のお皿に盛られて1,000円。どちらを選びますか????

工場の皆さんと昼食を食べながら集合写真。お世話になりました。

 

 

ビザです。ピザではありません。(´Д⊂ヽ

昨年の秋に中国に行くために1年のビザをとっており、本当は10月か11月に行こうと思っていましたが、、、、忙しくなってしまい、今月に至りました。

申請書には、実際に行く予定と違う時期に渡航する予定になっていたと思いますが・・・・・・・

今回は代行会社に頼んでビザを申請しました。とは言っても書類のひな型に一通り内容を打ち込むのは自分で、申請書の番号を代行会社に伝えるような形だったかと思います。内容の打ち込みはそこそこ面倒でした。

1度だけ東京、有明のビザセンターに行くことになり指紋を取りました。指紋を取ることがわかった近い日に日本石材産業協会の会議があったので、せっかくだから日程をひっかけて行ったと思います。

もっと長い期間、もっと手ごろな金額で行けそうなものがあるようなので次回はそれに挑戦してみようかと思います。

いつビザなしで中国に行けるんでしょうね。ビザ無しにならないとANAの成田←→厦門の直行は復活しないんでしょうか。習近平さんはまじめな人だと思うので、まだしばらく解禁しないか、どうでしょう・・・・

ビザです。ひざではありません。(*´Д`)

 

厦門国際石材展示会 機械などです(^-^)

3Dスキャンの自動加工機。すでに自社、外注問わず使われているようです。

大体の加工は自動で、顔と指先は職人さんが仕上げるような感じです。

機械のハードはドイツ、ソフトはイタリアのメーカーだそうです。

1台148万人民元と言われました。日本円で約3300万円。元取れそうなビジネスないかー??

〇工場と〇工場ですでに導入されて数年経つ自動研磨機。「庚華機械」という会社です。

白とFG系は磨けています。弊社はこの機械で磨け他製品を仕入れ、卸売しています。

社長と会うのは3回目ぐらいかな。また名刺をいただきました。

22インチと24インチの刃を何度か仕入れたメーカー「万龍」。

通訳の林さんの奥さんのいとこが渉外担当。もちろん英語ペラペラです。

ここ20年で大躍進。現在の年間売り上げは8000万ドル。日本円で約120億円ぐらい。大企業だ。

※今回の展示会は全体的にどうだったかと聞かれると何とも言えませんが、先入観もあってか、特に建築石材の会社はやや低コストで出展している業者が多かった印象でした。でも万龍さんのように元気に頑張っているところもたくさんあったと思います。

※昨日の角川武蔵野ミュージアムの外装に使われた石材は山東省の「山水岩」というせきざいだそうです。面白い石ですね。

廈門の国際石材展示会を見学(^^)/

先々週、外出していましたが、福建省の方をお邪魔しておりました。画像は廈門の国際石材展示会でのものです。

受付、入場は今どきの感じ。入場者が自分でひながたに入力しQRコードで入場します。

来場者数などはまだ未確認です。ちなみに2019年は2000社以上の出展、

20万人以上の来場だったと思います。

なんども日中交流会でお世話になっている、統和集団の許会長と。

現在、カンボジアの白みかげの採石場付近の工業団地に工場を設立し、延べ材を作って出荷しているらしい。やることはビッグだ。

上の画像はカンボジア黒の産地の様子が主ですけど。

角川武蔵野ミュージアムの外装の石材は許会長の会社から納入したそうです。ぎょえー、これ、隈研吾さんですよね。

この外装の石、産地、聞くのを忘れてしまった。また許会長に聞いておきます。

《ろうそく岩》の慰霊碑です。お世話になりました。

福島県富岡町の慰霊碑の除幕式の記事がいろんなメディアで掲載されました。

この記念碑は地元の(株)吉田石材店様のお仕事で弊社の滝根みかげを使っていただきました。

東日本大震災で崩落してしまった富岡町の《ろうそく岩》をモチーフにした慰霊碑です。

被災された方たちのことを思うとなかなか言葉が出ませんが、こういったことで、ほんの少しお役に立てたのであれば大変ありがたく思います。吉田様、皆様、ありがとうございました。

中国輸入品の納期の遅延の情報です。

 

 

福建省内で新型コロナの感染者が増えたため政府による感染防止の対応が厳しくなっております。それで通常通りには品物が運べない状況です。

先週は、厦門の島に住む人を全員一斉にPCR検査し、大行列になっているのを中国の皆さんのSNSで拝見しました。中国の政府の力はすごいですね。

 

中国全土で電力の使用を制限する政策が打ち出され、福建省の石材の工場にも停電の指示が出始めております。

ほんの少しネットでかじった感じでは、中国ではまだ火力発電所が多く、環境問題が問われているようですね。

あとは電力不足という事ですが、二酸化炭素の排出量の目標やエネルギーののコストの問題があるようですが、少し調べただけではよくわかりません。

とにもかくにも、日本の墓石は中国からの輸入品への依存度が非常に高いため、このようなことがおこるとすぐ大騒ぎになってしまいます。

なにかとインド、ベトナムなど他の生産拠点の話題が浮上しますが、なにより一般の施主様たちが安心できる状態を保ち続けたいですね。

 

 

ゴツゴツ納骨堂、完成(゚д゚)!お疲れさまでした。

ステンの扉、建具屋様の扉の取り付けが終わり、ゴツゴツ納骨堂が完成いたしました。最初の打合せと図面作成から考えますと約1年半弱を要しましたが、おかげさまで満足いただけたようですので安心です。また皆様のおかげで大きなトラブルや作業におけるけがもなく、感謝申し上げます。御寺院様、石材店様はじめ皆様、本当にありがとうございました。お疲れさまでした。

誠にありがとうございました。

滝根みかげ採石場 古い採り口の復活です。(‘◇’)ゞ

滝根みかげの採石場です。会長はまずお地蔵さんの前で般若心経です。

昭和の時代に採石していたところを復活させています。

去年から売り物になってまいりました。

良い石には間違いはありませんがいままでのメインの取り口とは石目が合いませんので、こちらの取り口から出た石には「H」印をつけて石の色目合わせをするようにしています。

ワクチンがいきわたり、コロナ禍がおさまりましたら、見学にいらしてください。宜しくお願い致します。

 

コストアップの理由 その3 数種の原石の価格高騰

 

写真は2012年のころの埋め立て中の#623のメイン採石場です。今回の話題に合う写真であろうと思い挿入させていただきました。どうでしょう?

今年の春節前後に輸入品の卸値の値上げをしている石材商社が結構あるかと思います。

理由は、・・・・

・人民元-米ドルの為替・人民元高

・船会社からの値上げ要請

・※(特に福建省)原石の単価が高騰している石種の値上げ

 

こんな感じです。そのうちの一番下の原石価格の高騰についてです。

一番あてはまるのは福建省の外柵に使われている売れ筋の数種類です。

#623 新#623(#1218) #688 AG98あたりです。材料が少なくなっているので需要と供給のバランスで高騰しているのでしょう。

#623:ある原石市場では10,000㎥ほどの在庫ですが墓石材として良さそうな材料は2,000㎥程度。原石の単価が上がり、材質が悪くなるので歩留まりも悪くなる。結果的に品物の単価は上がってしまっています。切単価で〇ドル以上あがっているそうです。

#688:ある市場ではのこり2,000㎥ほど。昨年、広東省の業者が福建省の#688長尺の原石を相場の倍以上の単価で買いあさっていったので大きなもの、長いものの注文は気を付けた方が良いとのことです。

新#623(#1218):いま市場で仕入れるのは非常に困難。業界全体でもそれほど残っていないと言う人もいます。在庫を持っている工場に注文を出しているという状態です。

AG98:具体的な数字は出ないですがこの石も少なく、今年後半には大幅な値上げが予想されているそうです。

※以上のような感じです。ですから上記の数種類の石材のコストアップはトリプルパンチだということです。卸値もおおむね上がってしまっているかと思います。

※上記の内容は福建省のある会社から弊社が得た情報ですので業界全体を網羅したものではありません。あくまでも参考程度にとらえて頂けますようお願い致します。

基本的には福建省以外の石材で今後安定して使っていける石材をみんなでがんばって探しましょーーーということでしょう。

長文をお読みいただきありがとうございました。

 

コストアップの要因はコスコ??強いです。( *´艸`)

今年の春節前後に輸入品の卸値の値上げをしている石材商社が結構あるかと思います。

理由は2~3あります。そのうち、

「コンテナが値上がった」ということが言われています。僕もそれほど専門知識はありませんので同様な状態です。それは

・船会社からの値上げ要請

があり、受け入れたという事です。なぜ値上がりしたかというと、新型コロナです。新型コロナによって結果的に中国の船会社の立場が強くなっているようです。

いろんな方がいろんな説を述べていますが、僕が聞いた中で信ぴょう性が高いと感じた話をシェア致します。それは、

・他の生産拠点(東南アジアなどかと思います)よりも中国の新型コロナ感染の抑え込みがうまくいっているため、本来であれば違う国の工場に注文することをやめて中国の工場に発注した。結果、中国に注文が集中した。

とくに昨年夏~秋以降のクリスマス商戦(メインの輸出先はアメリカかと思います)に向けての注文がエスカレートした。

その過程で需要と供給のバランスが変わり、船会社が値上げ要請をした。

一般論としてのこの説は信ぴょう性が高いと個人的には踏んでいます。それを証拠に、先日のアモイの業者さんとのミーティングでは「COSCOは去年、例年の4倍の利益を上げた」とのお話がありました。辻褄が合います。

あとは世界各国の国や港ごとに「コンテナを運ぶ運送する人がコロナで減って・・・」「港・通関の業務をする人の勤務がコロナで交代制になって・・・」といったコストアップの要因はたくさんあるかと思います。

僕たちがお世話になっているアモイ港に限った話では、もともと他の大きな港よりも1コンテナで数万円安かったそうです。石材においてはその要因もありそうです。

結論ですが、今年は当面このままでしょう。ただコロナ禍がおさまれば状況も変わるでしょうし、「COSCOだけに儲けさせるわけにはいかない」と、賢い人が何か違う方法で貿易をするかもしれません。

以上です。長文にお付き合いいただき有難うございました。