コストアップの要因はコスコ??強いです。( *´艸`)

今年の春節前後に輸入品の卸値の値上げをしている石材商社が結構あるかと思います。

理由は2~3あります。そのうち、

「コンテナが値上がった」ということが言われています。僕もそれほど専門知識はありませんので同様な状態です。それは

・船会社からの値上げ要請

があり、受け入れたという事です。なぜ値上がりしたかというと、新型コロナです。新型コロナによって結果的に中国の船会社の立場が強くなっているようです。

いろんな方がいろんな説を述べていますが、僕が聞いた中で信ぴょう性が高いと感じた話をシェア致します。それは、

・他の生産拠点(東南アジアなどかと思います)よりも中国の新型コロナ感染の抑え込みがうまくいっているため、本来であれば違う国の工場に注文することをやめて中国の工場に発注した。結果、中国に注文が集中した。

とくに昨年夏~秋以降のクリスマス商戦(メインの輸出先はアメリカかと思います)に向けての注文がエスカレートした。

その過程で需要と供給のバランスが変わり、船会社が値上げ要請をした。

一般論としてのこの説は信ぴょう性が高いと個人的には踏んでいます。それを証拠に、先日のアモイの業者さんとのミーティングでは「COSCOは去年、例年の4倍の利益を上げた」とのお話がありました。辻褄が合います。

あとは世界各国の国や港ごとに「コンテナを運ぶ運送する人がコロナで減って・・・」「港・通関の業務をする人の勤務がコロナで交代制になって・・・」といったコストアップの要因はたくさんあるかと思います。

僕たちがお世話になっているアモイ港に限った話では、もともと他の大きな港よりも1コンテナで数万円安かったそうです。石材においてはその要因もありそうです。

結論ですが、今年は当面このままでしょう。ただコロナ禍がおさまれば状況も変わるでしょうし、「COSCOだけに儲けさせるわけにはいかない」と、賢い人が何か違う方法で貿易をするかもしれません。

以上です。長文にお付き合いいただき有難うございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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