良い石って(つづき)・・・・・・・

先日、おこがましいことに「良い石とは」というテーマでこのブログに書こうと思ったのですが、難しかったので中途半端になりました。

下記の文章は、10年近く前、(一社)日本石材産業協会の輸入卸商部会の部会長を務めていた時に、一般の消費者の方から来た問い合わせに対し答えた文章を少しアレンジしたものです。輸入の石材でしたので僕の方で対応のメッセージをつくったのだと記憶しております。

こちらの方は「河北山崎は短期間で変色する石なのか・中国の工場で修正、着色するのはいかがなものか」といったところがメインの問い合わせだったような気がします。

 

◇輸入された石材の中に、石に着色、染色をすることで粗悪な石材を高価な石に近い色味に変色させるといったような事例が過去10年位の間にあるか。

まず、前提として「粗悪な石」とは何か

〇最低、あってはいけない粗悪な墓石とは

ⅰ大きくひびが入って石が大きく崩れそう、事故の可能性がある墓石

ⅱ石材への薬品などの塗布により、舌でなめたり触ったときに人体の健康に影響がある墓石

このあたりです。

ⅱに関しては業界団体で、数年前に中国から輸入された数枚の石材のサンプルの磨き面について、数種類のもの(硫黄、亜鉛、水銀など)が日本の基準値以上かどうかを調べた結果、問題ありませんでした。

今回のご質問についての「粗悪な石」とは、ここ数十年の間に日本の墓石業者が作ってきた価値観からくるものと解釈いたします。

石の種類にもよりますが、例えば「石の色が薄い」「石の模様がまだら」「玉模様が目立つ」といったことでしょうか。

そういったものを海外から日本へ出荷する前に染色、着色するといったことはあります。

ただその行為や品物が「粗悪」かどうかは上記のとおり、一概に言えることではありません。

あくまでも提供する石材店がしっかり説明し、消費者の方の了承の上であれば悪いとは言い切れないのではないでしょうか。

3.墓石の色が薄くなった(元々黒かったのにグレーになっている)というようなクレームが石材業者に寄せられることはあるか。

短期間での変色の可能性が高い石材を墓石として販売する際、石材店からのしっかりした説明が不足した場合、もしくは消費者の認識、理解が不足していた場合、クレームになる可能性があります。

※河北山崎の墓石の中には短期間の間に激しく変色(色が淡くなる)する墓石もそうでない墓石もあります。

※短期間で変色することが趣があって良いとされている石材:本小松(神奈川県産)、伊達冠(宮城県産)

※すべての石材は変色します。あとは石材店様と消費者の方とのコミュニケーションで価値観が決まると考えていただいたら良いかと思います。

こんな回答でした。

簡略すると、はっきりしているのは下記3点でしょうか。

1、大きく亀裂が入っているなど事故の可能性がある石碑は良くない、要対応

2、危険な薬品が石碑に塗布され、人体の健康に影響がある場合、要対応

3、石材の模様、石材の経年変化、加工工程において修正、着色などを行うことなどを善し悪しに論じるかどうかはケースバイケース

 

これらの3点にあてはまらなければ全部良い石ってことですよね。

吸水率が低い、圧縮強度が高いなどのスペックも石材店さんと施主様との話の流れによって良し悪しに論じられる場合が多々あるでしょう。

できたらスペックよりブランド(会社または人など)で売りたいですね。

・・・・・・・・業界を代表しての答えということになりますので結構時間をかけて回答したのを覚えています。

 

皆様、宜しければ屈託のないご意見、ご指導、宜しくお願いいたします。

が、あまりひどいのはご勘弁くださいね。

 

 

石材店や寺院が敷居の低い相談窓口になれば???( ゚Д゚)

RKB毎日放送のニュースに「改葬の激増」「久留米市の無縁墓」がネットで出ていました。

「墓じまい」と「改葬」は10年前の約2倍だそうです。15万件超。

そもそも「墓じまい」の言葉の意味は?皆さん同じ認識で説明できているのか?とつっこみたくなりますが、論点はそこではなく・・・・・・・

石材店さんとしては、あまり売ることを考えすぎずに「施主様に寄り添って事情をよく聞いて、良い提案をする」ことにまず集中することでしょうか。

だとすると、お店のキャッチフレーズの一つは「終活、相続、そのほか墓石などのお悩み、気軽にご相談ください」みたいになるんでしょうか。

「商品」を売る前に、自分という「人」と自分の「店や会社」を売る必要があるでしょうから。

もうお墓の解体、処分が確立されたビジネスだと割り切るフェーズになっていることは間違いない。仕方ないですが。

石と加工、工事しか詳しくない石材店さんはたくさんいると思います。しかも終活や相続、宗教、風習、そういったことを勉強するのが嫌な人、いると思います。僕もそのたぐいの人間です。

そういう方は、ぜひ「お墓のみとり」や、、、

https://www.ohakanomitori.com/

や全優石、石産協、全石協などの全国団体を覗いてみてください。

一切勉強しないというわけにはいきませんが、勉強の手間は相当省けると思います。

 

あじストーンフェアで「教育」を受けに行こう。( *´艸`)

来週末、あじストーンフェア2024が行われます。

従来の墓石の提案だけでなく時代の流れに沿った企画もいくつもありそうですが、やはり「庵治大丁場採石場研修」は無くさない。さすがです。

人はものを買う際、ただ衝動や日常の需要で買うだけでなく、付随するいろんな情報を収集したうえで買うことがあるそうです。

商品の活用法、製造、加工のプロセス、商品に携わった人たちの苦労話などです。

売る側から買う人(お客さん)にそういった情報を提供するのは専門用語的に「教育」と言うようです。マーケティングの研修の先生方数名が同様の言い方だったので間違いないと思います。

「教育」が頭に入る方がお客さんは認識、理解をし、買ってくれやすい。値引きも少ないそうです。

まさに「庵治大丁場採石場研修」はまさに「教育」なのだと思います。

庵治の採石場で「教育」を受け、周囲の皆さんに「教育」を提供しましょう。

でも「教育」という表現は偉そうですよね。誤解を招かないように。(´Д⊂ヽ

 

石産協の現役の会長が講師をされました。すごい。

「お墓未来プロジェクト」2本目の勉強会。講師は森田会長でした。

石産協の現役の会長が勉強会の講師をやったことってありましたっけ?

射場前会長はやったことがあったらすいません。

記憶にあるのは、射場さんが年次大会の日のワークショップで「基準策定委員会」の委員長として、勉強会を開いていたことです。このときは会長ではなかったかと思います。

あの時、けんか腰で質問した人が2人ぐらいいたので射場さんが殴り掛かられるんじゃないかと冷や冷やしたのを記憶しています。一昔前の話でした。すいません。

森田会長の掃除はすごかったです。こっちのほうが能島さんの勉強会より実行するのが難しいかも。

弊社もぼちぼちやっているつもりですが、よく物をなくします。さがします。きれい好きの人、イシフクにいっぱい来てくれー。( *´艸`)

次回は7月25日、新大阪です。いけるかなー(*´ω`)

どうしてもメリットか( ゚Д゚)

先週参加した日本石材産業協会の「第1回お墓未来プロジェクト」。

講師は神戸の(株)第一石材の能島さん。

「石材店を元気にしよう」という森田会長の所信に沿ってはじめられた事業です。

主に、石材店さんとお客様との対面や電話での会話やマナーなどのお話でした。

綿密に準備された素晴らしい勉強会でした。

細かい内容は控えますが、すぐに行動に移せるものもありました。

日本医師会のように予算があればもっといろいろできるのですが、今の石産協はまだまだですのでいろんな役職の人が無償で頑張ってくださっています。今回、企画、運営してくれたお墓未来プロジェクト委員会の方たちも、直接的なメリットはないと思います。頭が下がります。

石産協に入り、事業に参加したら何が手に入るのか。

自分の会社、各々お店の繁栄をとおしてそのテーマに答えないといけないですね。

そういえば・・・・・言っていました。(*´ω`)

そういえば・・・・・

ですが、恵安の組合(墓石の輸出かと思いますが)の加盟企業は現在52社だそうです。

卸業者の方は覚えていると思いますが、2017年か2018年ごろ、「指導価格」として単価を一律にそろえた時がありました。その時の署名と会社名が載った書類が流通しましたが、当時の加盟業者は83社でした。

今現在は、彼らの推測ですが、日本の墓石業者専門で営んでいるところはせいぜい20社ぐらいではないかと言っていました。そういえば。

良くない情報かもしれませんが、知らないよりは知っておいた方が良いでしょう。

 

 

恵安県の大物2人と会ってまいりました。(^^)/

恵安県の大物二人と会ってまいりました。

僕の右が王さん。左が孫さん。孫さんは僕の2つぐらい年上。王さんはまだ40代前半じゃなかろうか。

蒋会長が亡くなってからは恵安の組合はこの二人が中心となって頑張っているでしょう。

こんな写真になるのなら襟のついたフォーマル系の服装で来れば良かった。

僕がそんなに長くいられない中、王さんの会社の事務所にいたのに孫さんが来てくれた。しかも奥さんのお父さんが亡くなられて忙しい時のようだった。もうしわけなかった。今度はしっかり会いに行きます。

時間がなかったのもあって、「結局あそこに注文が集中してるよーー。なんだよー。」みたいな話をしただけだったような気がします。友達みたいなトークだな。

10年ぐらい前から、あまり恵安や泉州市街で泊まることがなかったので、泊まってゆっくり彼らの話を聞くのも良いかなと思った次第でした。

王さん、孫さん、ありがとうございました。

防塵設備などあります。福建省の工場の努力( ゚Д゚)

福建省の某工場。ここは石を削ったりして埃を多く出すところです。

ここに防塵設備があります。

奥の壁で少し水が流れているのがわかりますか???

ここはこんな努力をしています。

切削機も・・・・・

操作盤をしっかり見てやっている感じです。

福建省の工場は、操作盤のアンメーターが割れているところ、たくさんありますよ。

面取り機もあります。北大青以上の単価の石には無条件でこれを使っているそうです。

この工場でつくった製品の梱包にはこの刻印をしているそうです。

 

この会社は関東・東北をメインとした有名なところです。決して新しくはないですが、クオリティには定評があり、要求が厳しい注文は結構ここに集まります。

頑張っていますね。

 

※良い石材と良い工場、良い取引先を探すのは流通で食っている僕たちの仕事です。

 

 

 

廈門の国際石材展示会を見学(^^)/

先々週、外出していましたが、福建省の方をお邪魔しておりました。画像は廈門の国際石材展示会でのものです。

受付、入場は今どきの感じ。入場者が自分でひながたに入力しQRコードで入場します。

来場者数などはまだ未確認です。ちなみに2019年は2000社以上の出展、

20万人以上の来場だったと思います。

なんども日中交流会でお世話になっている、統和集団の許会長と。

現在、カンボジアの白みかげの採石場付近の工業団地に工場を設立し、延べ材を作って出荷しているらしい。やることはビッグだ。

上の画像はカンボジア黒の産地の様子が主ですけど。

角川武蔵野ミュージアムの外装の石材は許会長の会社から納入したそうです。ぎょえー、これ、隈研吾さんですよね。

この外装の石、産地、聞くのを忘れてしまった。また許会長に聞いておきます。

北上川と岩手山(*^_^*)

先月、石産協の輸入卸商部会に出席するために行った盛岡。結構都会でした。

開運橋から眺めた北上川と岩手山。子供のころ漫画で見ただけだった岩手山ですが。初めての実物でした。きれいでした。

そんなこと言って、おまえんとこ毎日富士山見えるじゃねえかと言われるような気がしますが・・・・・・・。見たくなくても見えます。富士山もいつ見てもきれいです。

あいにくストーンアシストとわんこそば大会には行けませんでしたが石産協の皆さんのお陰で良い写真が取れましたよ。

ありがとう、吉川さん、ありがとう、石産協。(*´▽`*)