「コストアップ」以外のネタを装備して値上げ・・・・・。( `ー´)ノ

今年になって「1000円以上の価格を出せずに廃業したラーメン屋」的な記事をよく見かけます。

墓石の新規建立の需要は年々減っている状況ですので、今後は石材が発生しない作業そのものにもしっかり利益を乗せないと厳しい墓石業界です。特に納骨と追加戒名彫りでしょう。

少なくとも今の世代の人までは単価据え置きで頑張る事ができても、そのままでは後継者ができないでしょう。どこかで「どうしても値上げできない」状況を打破しないといけないかと思います。

石材工業新聞さんではこの問題に対し、延髄を斬るような記事をたびたび出されています。

ただ「コストアップ」という理由だけではなかなか値上げには踏み切れないかと思いますので、こういった業界紙や、石材組合、業界団体のネットワークを使って他の同業者のノウハウを見てくるようにすれば、ネタは手に入るかもしれません。

情報収集と試行錯誤、PDCAは果てしない旅ですね。

二科展に行ってきました( ゚Д゚)

先日、二科展に行ってまいりました。

東京駅の丸の内から出て少し歩き、千代田線の二重橋前駅から地下鉄に乗り、乃木坂駅で降りると徒歩数分で新国立美術館に着きます。

登坂秀雄先生の作品です。

面白い作品ですね。

お客さんのほとんどは気にしないと思いますが、この作品、だいたいが手作業と、手で持つ工具で加工していますね。時間かかっただろうな。

どうでもよい石屋のコメントでした。

お客さんのほとんどは気にしないと思いますが、浮金ですね、おそらく。

どうでもよい石屋のコメントです。

加工した時間や技術ではなく、作品の見た目や斬新さ、概念の価値を考えて日ごろの業務に活かせないとだめだよな・・・・・・・・

登坂先生は僕たちになじみのある石材を使ってくれるので親しみを感じます。

漫画家さんの展示の前はごったがえしでした。まんが、アニメもすごいですね。

二科展はイメージだけですと非常に敷居の高い感じですが、結構普通な庶民的な感じでリラックスできるので、ご興味のある方は来年9月に行かれてみてください。

中秋の名月(゜-゜)

今日は中秋の名月だそうです。

十五夜お月様を眺めて楽しむ日。月見だんごや月餅を食べるようです。

僕はこの日にはあまり興味は無かったのですが、中国の皆さんの風習がすごかった思い出があります。

この日は日本でいうクリスマスやお正月並みにお金が動いているように見えます。それもそうで、春節に続く2番目の伝統的な祝日だそうです。

上の画像は数年前に撮ったスターバックスの月餅ですが、ありとあらゆるところで贈答用の月餅を売っています。サーティワンでもアイスの月餅を売ったのを見たことがあります。

最近はあまり送られてきませんが、中国の取引先から送られてくる月餅は箱の高級感から見て明らかに高価でした。

中秋快楽。中秋節おめでとうございます。

 

敬老の日は・・・・・・

敬老の日。

この日は多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日だそうです。

下手に自分の両親に敬老の日のプレゼントをするのは・・・・・・「年寄扱いしやがって」となるでしょう。特にこの人にはしない方が良い。ムッとされる。

孫がおじいちゃん、おばちゃんにすることだね、これは。

もうこの世にはいないけれども、、、

ここに挨拶に来たら良いかな。

ということで、墓石屋の強引な理屈で、

「敬老の日にもお墓参りしたらよいですよ」

ということで、今日はお願い致します。

今、大橋さん、芋塚さん、三浦さんのフェイスブックライブを聞きながら分六の更新をさせていただきました。

日々これ勉強です。

石の目利き:アンゴラブルーの変化の状況です。(‘_’)

アンゴラブルーの屋外テスト。こちらの画像は6月。

こちらは今日。

このブログをあげながら画像を確認しています。はっはっは。

汚れを拭いていないので何とも言えませんが、とりあえず致命的な変化はなさそうですね。

粒と粒の境界線がだんだんはっきりしてヒビが張ったように見えてくるので、そこをしっかり説明してもらえれば大クレームはないのではないかともいます。

ノルウェーのブルーパールやエメラルドパールとよく似た傾向です。

色の褪せ方はもうすこししっかり確認しようと思います。

水害・・・・・・

台風による水害で墓地に被害を受けた寺院さんを訪問しました。

自治体の土地がまざっている墓地なので、寺院さんの独断で「危険なので立ち入り禁止」とはできず、「注意喚起」しかできないそうです。でも墓地に入った人が大ケガをしたりすると管理責任を問われかねないのでトラロープをいっぱい張って「注意喚起」をたくさん貼ったほうが良いとのことでした。

知っているかどうかで判断・行動が変わること、たくさんありますね。また知っている人が近くにいるかどうかも大きいですね。

被災された皆さんの心の平穏が少しでも早く戻ることを祈るだけです。

本屋さんに水害の関係の本がたくさん並ぶのも複雑です。

 

とうとうこのテーマが来ました。( ゚Д゚)

第3回お墓未来プロジェクトの案内が来ました。

10月3日に名古屋で行われるそうです。

とうとう「集客」がテーマに来ました。今の時代では集客・販売・品物づくり・管理運営の4つの中で集客が一番難しくコストもかかると言われるそうです。

このテーマを能島委員長がどう切り崩してくれるのか。興味深いです。

第2部は「地域密着」。静岡の佐野さん。佐野さんは優秀で何でもできます。頭脳の回転が非常にはやく、石材店としての活動も間違いないものばかりです。「これはやっておいた方が良い」ということはほとんどやっています。

佐野石材さんが傾いたら日本中の石材店が傾くでしょう。そのぐらいに思います。

 

あとは受講された人たちが得た情報とノウハウを勇気を持ってアウトプットできるかどうか。がんばりましょうね。

 

体験できる展示会だそうです。

ここ数年、業界を盛り上げてくれているプラスダイヤ(株)の宮下社長。

10月2日(水)・3日(木)の2日間、体験型展示会を行うそうです。

品物が陳列され、「このように使うと良いですよ」という説明のみのところから一歩踏み込んだイベントですね。

言葉の説明だけでは実際どうやって使っているのかわからない資材や道具もあります。そこにある需要ををつかみ、石材店さんの作業レベルが上がれば、末端のお客さんも満足する。WINWINWINのねらいがよくわかるイベント。

動画を撮りに来る人、たくさん来そう。でも会場ではいろんな約束があると思いますのでお約束は守りましょう。

宮下社長、頭いいなー。イシフクの社長に教えてやってもらいたいよ。

プラスダイヤさん、頑張っています。是非行ってみてください。

僕は2日に行けるかな。ブログのネタにさせていただいたので行かないと。

 

 

2級のお墓ディレクターはオンラインで受けられます。( ゚Д゚)

 

今回からお墓ディレクターの2級はオンラインで受験できるそうです。

もう第20回ですね。今週から申し込み期間が始まっているそうです。

始まりのころ、受験申込の資格についてとても激しい議論になったという話は当時の人たちからよく聞かされました。生みの苦しみがあったわけですね。

(一社)日本石材産業協会の代表的な事業は、石材の産地証明書とこのお墓ディレクターといって良いでしょう。

おかげさまで僕もこの検定試験のおかげで仏教やお墓の風習、石工事に使う道具や資材のことなどたくさんのことを勉強することができました。

ちなみに2級はストレート、1級は1浪で受かりました。だいたいなんでも1回落ちています。

でも、落ちたほうが長い時間を勉強に費やすので忘れにくいですよ。

皆さん、受けときましょう。ディレクター。(^^♪

 

 

日中(中日)墓石交流会2024

8月28日の午後、新橋の会議室で日中(中日)墓石交流会が行われました。

おそらく5年ぶりです。前回は恵安で行ったと思います。

許会長は、この会議は初期のころから全部に出席していただいているような気がいたします。商売の方も聞く限りすごいです。

森田会長もエンディング産業展の間隙をぬって、御来席いただけました。

やはり中国、福建省という供給元とは今後も友好的かつ円滑に話ができる環境を築いておいた方が良いというところが非常にあります。

磊芸さんの社長さんからの「中国側の状況報告」

結構な割合で、日本向けの工場が中国国内向けにシフトしている現状を報告されました。

恵安石彫協会さんのほうからの加工機械の開発、普及の現状の報告

発表された張さんは1年間日本にいた方で、しかもこの後の質疑応答の時の日本側の加工機械などの通訳もしてくださいました。すばらしかったです。

このあと、嵐磊の張会長から「価値を高める」施策の話がありました。

恵安の組合長の王さんです。蔣さんの後継として若くして就任された矢先にコロナですので、何もできない歯がゆさはあったかと思います。

質疑応答は時間が短かったのですが、カンボジアの話など、情報がありました。

コストダウンについて中国側から質問があったとき、大川副会長が経営されている工場での努力を共有されました。大川副会長は福建省の皆さんとは利益が相反する立場であるにもかかわず、ご自分の会社のお話をされており、素晴らしく思ったと同時に、これぞ(一社)日本石材産業協会だというところを見せてくださったなと。