「お墓」といえば「墓じまい」・・・・・・

 

前回のブログを書きながらネットを見てあらためて実感しました。

しょっちゅうネットで集客やHPのアナリティクスを確認している人から見たら今更かもしれませんが、、、、、

ネットで「墓」と打ち込むと、ビッグデータで「墓じまい 費用」というワードが一番上に出てくることに気づきました。ほかにも「墓じまい 〇〇 〇〇」といった言葉が上位でした。

そうかあ。そりゃやっぱそうだよね。

墓石の世界に身を置いている自分からすると言葉が出なくなりますね。

データ的にも、墓石の出荷額は20年前と今の比較では今が半分以下なのは間違いないところです。

今、人口が減少傾向なので色んな産業で需要減に苦しんでいると思うのですが、こちらはお寺ばなれ、合同墓の普及など、人口減少以外にも少し違う要素があります。

でも繁栄している寺院さんや石材店さんもいるので、必ず可能性はあると思います。また、ご先祖の供養→墓石という産業そのものがなくなるということはさすがに無いと思います。

あと5年から10年、墓石の業界は消耗戦が続くでしょう。需要が減っていくところに対し、供給する側(墓石販売業者)も減っていくでしょう。人間が減れば田畑も要らなくなる。

しんどいと思いますが、皆さんとともに知恵を交わしながら頑張っていけたら良いですね。

素晴らしい技術があるのに売れない・・・・・

ある意味、永遠のテーマ。

良い商品があるのに伝えられていない

素晴らしい技術があるのに伝えきれていない

むずかしいですよね。

「良いものをつくりさえすれば売れる」という考え方でやっていけるのは超トップクラスのほんの数%でしょう。

男子のプロゴルファーは全部で3000人~5000人らしいですが、シード権を持つトッププロは75人だそうです。3%未満。ほかの人はコーチングプロや何か違う仕事をやっているのでしょう。

石材店さんは、特に墓石は資格やシード権があるわけではないですが、技能五輪や技能グランプリで上位に入っただけで繁盛するかと言ったら難しいわけなので、ある意味プロスポーツよりも「技術」だけを売りにして繁盛していくパーセンテージは低いかもしれません。職人魂だけでなく商人魂との融合が求められますね。

〇〇の〇〇さんみたいな人がこの世界で増えてきてもらいたいと思います。何億も稼ぐ石職人がいても悪くないでしょう。

〇〇さんは「良いものをつくりさえすれば売れる」とは思っていません。時代にマッチしようと努力されていると思います。

難しいですし、僕にもわかりませんが、「伝える努力」「伝えるコツ」

これらに挑戦していかないといけないですね。

 

あじストーンフェアで「教育」を受けに行こう。( *´艸`)

来週末、あじストーンフェア2024が行われます。

従来の墓石の提案だけでなく時代の流れに沿った企画もいくつもありそうですが、やはり「庵治大丁場採石場研修」は無くさない。さすがです。

人はものを買う際、ただ衝動や日常の需要で買うだけでなく、付随するいろんな情報を収集したうえで買うことがあるそうです。

商品の活用法、製造、加工のプロセス、商品に携わった人たちの苦労話などです。

売る側から買う人(お客さん)にそういった情報を提供するのは専門用語的に「教育」と言うようです。マーケティングの研修の先生方数名が同様の言い方だったので間違いないと思います。

「教育」が頭に入る方がお客さんは認識、理解をし、買ってくれやすい。値引きも少ないそうです。

まさに「庵治大丁場採石場研修」はまさに「教育」なのだと思います。

庵治の採石場で「教育」を受け、周囲の皆さんに「教育」を提供しましょう。

でも「教育」という表現は偉そうですよね。誤解を招かないように。(´Д⊂ヽ

 

建設業許可・・・・・

こちらも耳の痛いお話かもしれませんが、建設業許可。

公共工事や大きな建物にかかわる石工事をうけなければ取らなくても良いのか。

500万円以上の工事を請けるには建設業の許可は必要になります。

ですから庵治細目を使う墓石建立工事になると、建設業許可を持っていないと危険ということになります。

どうでしょうか・・・・・・・・・

石工事は建設業か・・・・・

ある石工事専門の業者さんのお話を聞くことがありました。

墓石や記念碑の建立工事は建設業か・・・・・・

「石製品の納品」であって工事ではないのか・・・・・・

微妙な解釈をする人もいますが、やはり建設業と見られるだろうと。

いま、製造業としての労災番号を持っている石材店さんは多いかと思いまうが、

建設業の労災番号はいかがでしょうか。

弊社は当然、建設業の許可を取っていますので、あります。

建設業の労災番号は建設業の許可を取らなくても取れるようです。

まだ自分としても石材店さんに教える、語るといった知識は無いので勉強していきます。

 

 

サンプルの整理も大切です。(; ・`д・´)

営業車の中で石のサンプルの整理をしている大井弘一さんです。

一般小売りの石材店さんは墓石のラインナップは20~30あれば良いと思います。あまりたくさん覚えていて、いっぺんに施主さんに見せても混乱するだけですので。

でも卸売業者はその小売石材店さんのラインナップや好みを網羅する必要があるので、3ケタは覚えないといけません。

そのかわり、それだけ石を覚えて、さらに過去に施工された墓石の鑑定、銘柄当てまでできると皆さんから頼りにされます。

こうしてサンプルの整理をしながら、「この人と話すときはこの石」などイメージして営業まわりしていくものです。渡してしまったサンプルの補充もあります。

こういった準備の時間も大切ですね。

こうやって頑張っている弘一さんを石材店さんたちは待っていますよ。(^_-)-☆

墓石の災害復旧のマニュアル本、ありました。( ;∀;)

皆様失礼いたしました。

先日、「月刊石材」に墓石や墓地の災害復旧に対応した石材店さんの号があると申しあげましたが、

そのエッセンスだけの本がとうに発行されていました。

「お墓」と「地震」知っておくべき災害時の基礎知識

という本です。しかもすでに1と2があります。

また、1の方はPDFで無料で提供されているそうです。

https://www.ishicoro.net/ohaka_jishin/ohaka_jishin.pdf

自分だけで一から始めることから考えたら数十時間分、対策に割く時間が短縮できるかと思います。

過去にいろんな石材店さんがつくった、電話などでお客さんに聞くチェック表や単価表を参考にするだけでもかなりの財産かと思います。

中江社長、また取材に協力された石材店さん、ありがとうございます。

是非皆さま、こちらの資料を活用し、時間の有効活用をされてください。

リッチメニュー、少しいじってみました。(‘Д’)

イシフクのライン公式アカウントの画面下部にあるリッチメニュー。

最高6コマまで使えるようになるのですが、大きく1コマ、2コマやっていった方がクリックを取れるらしいので今は1コマ。

リンク先は「WEB展示イシフク」。弊社の展示品の石塔製品の画像と図面を閲覧でき、ご注文フォームまであります。

いま、こちらに飛んでもらうための字が多いんじゃないかということで・・・・・

「字を減らそう」と。

いやいや、もっと減らしてもよくない?
ラーメン屋は「ラーメン」て書いてあれば店名は要らないでしょ。てことで。

こうなりました。

やっぱり文字が少なすぎるか?ということで、今はこうなっています。どうなればうまくいくのかはわからない。

このライン公式アカウントは石材店向けなのでQRコードなどはネットには上げられません。ご興味のある方は望月まで、または弊社の担当者までご連絡ください。

また、WEB展示イシフクはこちら↓

https://tenji-ishifuku.jp/

ご閲覧は誰でもできます。

また、石材店さんは登録申請をしていただき、IDとパスワードをとっていただければ卸売価格をご閲覧できます。

是非ご利用ください。

 

歯を食いしばって「値上げ」(; ・`д・´)

○○〇さんと、〇〇〇石材さんは納骨の作業料金を値上げしたそうです。

こちらの地域は今までは非常に安い相場で納骨作業が行われるのが当たり前でしたが、新規の墓石建立の需要が激減したため、こういった作業そのものにも一定の利益を得ないとやっていけない、少なくとも石材店という職業につきたいとは思えないという現状になっています。それに加え、近年のコストアップです。

ただ、他社が値上げしたのを見て、「うちは値上げしません」とアピールしたら仕事が増えると考える石材店さんも少なからずでしょう。でもその石材店さんは外注を使って作業をこなすことはあっても自社の従業員を増やして(営業、事務作業以外の)運営することは難しいのではないかと。

「やりがい」も大切ですけど、利益が上がらなければ長く商売を続けられない。一時的にお客さんの役に立つことができても自分や家族、社員など身近な人たちに一定の豊かさを共有できるようにしなければただの存続であって繁栄しているとは言ってもらえない。

何の話でしたっけ????

職業、仕事というものを通して人の役に立ち、しかも自分たちもしっかり利益を得るって「プロ」だと思うんのですが、結構難しいですよね。

値上げした代わりにお客さんに何を提供できるのか。

みんなで勉強して強くなっていきたいですね。

 

《ろうそく岩》の慰霊碑です。お世話になりました。

福島県富岡町の慰霊碑の除幕式の記事がいろんなメディアで掲載されました。

この記念碑は地元の(株)吉田石材店様のお仕事で弊社の滝根みかげを使っていただきました。

東日本大震災で崩落してしまった富岡町の《ろうそく岩》をモチーフにした慰霊碑です。

被災された方たちのことを思うとなかなか言葉が出ませんが、こういったことで、ほんの少しお役に立てたのであれば大変ありがたく思います。吉田様、皆様、ありがとうございました。