先日、富士市で技能功労者の表彰式が行われました。
その中に(有)仁藤石材工業の仁藤栄彦代表が選ばれました。
新聞にもわずかながら載っていました。よく気づきましたね、これ。
こんな技能の表彰なんて意味が無いという人も少なくないと思います。
ですが、そこに一石投じて繫栄している石材店さんもあるのも事実です。
技能検定をはじめ県知事表彰や褒章、勲章。皆さんでどんどん取りにいって良いと思います。
Just another 静岡の南藁科で働く、墓石・石材店:石材加工や石材販売を行っているイシフクグループの社長ブログです。国内屈指の圧縮強度・耐久性を誇る滝根御影(みかげ)を採石・加工販売いたしております。WordPress site
先日、富士市で技能功労者の表彰式が行われました。
その中に(有)仁藤石材工業の仁藤栄彦代表が選ばれました。
新聞にもわずかながら載っていました。よく気づきましたね、これ。
こんな技能の表彰なんて意味が無いという人も少なくないと思います。
ですが、そこに一石投じて繫栄している石材店さんもあるのも事実です。
技能検定をはじめ県知事表彰や褒章、勲章。皆さんでどんどん取りにいって良いと思います。
ある石材店さんから最近言われました。
「仏にかかわる仕事は地味じゃなきゃダメなんだ」と。
たしかにこの人の先代の社長は商才に長け、土地も高級車もたくさん持っていましたが、寺院さんやお客さんと会う時は必ず軽トラでした。しかもちょっと古め。
一部の寺院さんはこの石材店さんが非常に繁栄しているのも、豊かな生活をしていることも当然知っていたと思います。でも仕事とプライベートの落差に惚れていたのかもしれません。
人は所詮、経済的に繁栄をしている人を尊敬するのは常ですが、貴賤関係なく「わきまえる」ことは尊敬につながります。
いろんなケースであっても身をわきまえる、場をわきまえる、ということが徹底できると「この人はぶれない理念を持った人だ」と思われやすいような気がします。
簡単なようで難しいですが「わきまえる」ことは大切で無難です。
・・・・・・・ただ、キャラによりますが、高級車を乗り回すことによって繁栄している社長さんもおります。例外的な人もいるのでそのあたりはご了解ください。
静岡パルコの向かいです。
11月3日の前後は日本中でお祭りをやっていますよね。
静岡のおぐし神社でもお祭りがありました。
先日、施工、奉納した賽銭箱の台も立派に活躍しています。
ここは「金山彦神社」もあります。この神様は金属業、鉄鋼業、鍛冶の関係、主に職人の皆さんがよく信仰しており、石材組合の皆さんも長い間、拝んでいる神様です。
お祭りと神事が終わった後、板金組合さんと石材組合、神社の宮司さんが集まったところで宮司さんが「いま、運営ができなくて無くなる神社もある中で、このように立派にお祭りも運営できることはありがたい」といったお話がありました。
今、民間企業も大変ですが、お寺も神社も大変です。仕方がないことですが、檀家さんも氏子さんも減っていきます。
微力ですが、石材組合もできる限りのことをしていきたいです。
静岡市、おぐし神社の賽銭箱の台です。
設置作業です。
位置と高さを決め、
固定します。
「奉納 静岡市石材工業組合 令和六年十一月」と彫らせていただきました。
表面のビシャン仕上げ、字彫りは(株)鈴政石材の鈴政幸男副組合長の渾身の作業です。
賽銭箱を乗せました。
ビフォー
アフター
賽銭箱の足がしっかり落ち着きました。
宮司さんにも確認いただき、記念撮影を致しました。
ちょっぴりお役に立てたでしょうか。
ありがとうございました。
北原組合長、組合員の皆様、大変お疲れさまでした。
賽銭箱の台の加工。
カットの担当の原田さんです。ベテラン職人です。
大口径切削機で原石から切ったあとは、24インチの小さな切削機(オフカット)で側面の切削。
末広がりになるような斜めカットです。
果たして、どう仕上がりますでしょうか。
第三回お墓未来プロジェクトの後半の講師は静岡の佐野さんでした。
日本石材産業協会の副会長も務め、何かと困りごとは佐野さんが解決していることがあるようで、皆様が大変助かっているそうです。エンディング産業展でのセミナー中のライブのオンラインアンケートは佐野さんがつくっていたと聞いています。でも「デジタル担当」と呼ぶのはやめてほしいと言われます。失礼いたしました。(‘◇’)ゞ
佐野石材さんの活動内容が多すぎて、まったく同じようにやるのは難しいと思いますが、高齢者のサポート事業、まちゼミ、地域イベントへの参加、石仏探検ツアーなど、地域の皆さんとの密着をとおしてのお墓、石、終活の啓蒙活動は、どれかひとつならできるのではないかと思います。全部は無理でしょ、ふつう。いつ寝ているんだろうか。
また、ただいろいろ頑張っているだけでなく、活動についての目的や意味をしっかり頭の中で整理し、成果の振り返りもするようにしているとのことです。
いろいろやりすぎで死んでしまうんではないかと思う佐野さんですが、ピンピンに元気でお酒も水のように飲まれます。
20~30分の1ぐらい真似させていただきます。ありがとうございました。
先日、二科展に行ってまいりました。
東京駅の丸の内から出て少し歩き、千代田線の二重橋前駅から地下鉄に乗り、乃木坂駅で降りると徒歩数分で新国立美術館に着きます。
登坂秀雄先生の作品です。
面白い作品ですね。
お客さんのほとんどは気にしないと思いますが、この作品、だいたいが手作業と、手で持つ工具で加工していますね。時間かかっただろうな。
どうでもよい石屋のコメントでした。
お客さんのほとんどは気にしないと思いますが、浮金ですね、おそらく。
どうでもよい石屋のコメントです。
加工した時間や技術ではなく、作品の見た目や斬新さ、概念の価値を考えて日ごろの業務に活かせないとだめだよな・・・・・・・・
登坂先生は僕たちになじみのある石材を使ってくれるので親しみを感じます。
漫画家さんの展示の前はごったがえしでした。まんが、アニメもすごいですね。
二科展はイメージだけですと非常に敷居の高い感じですが、結構普通な庶民的な感じでリラックスできるので、ご興味のある方は来年9月に行かれてみてください。
アンゴラブルーの屋外テスト。こちらの画像は6月。
こちらは今日。
このブログをあげながら画像を確認しています。はっはっは。
汚れを拭いていないので何とも言えませんが、とりあえず致命的な変化はなさそうですね。
粒と粒の境界線がだんだんはっきりしてヒビが張ったように見えてくるので、そこをしっかり説明してもらえれば大クレームはないのではないかともいます。
ノルウェーのブルーパールやエメラルドパールとよく似た傾向です。
色の褪せ方はもうすこししっかり確認しようと思います。
第3回お墓未来プロジェクトの案内が来ました。
10月3日に名古屋で行われるそうです。
とうとう「集客」がテーマに来ました。今の時代では集客・販売・品物づくり・管理運営の4つの中で集客が一番難しくコストもかかると言われるそうです。
このテーマを能島委員長がどう切り崩してくれるのか。興味深いです。
第2部は「地域密着」。静岡の佐野さん。佐野さんは優秀で何でもできます。頭脳の回転が非常にはやく、石材店としての活動も間違いないものばかりです。「これはやっておいた方が良い」ということはほとんどやっています。
佐野石材さんが傾いたら日本中の石材店が傾くでしょう。そのぐらいに思います。
あとは受講された人たちが得た情報とノウハウを勇気を持ってアウトプットできるかどうか。がんばりましょうね。
8月28日の午後、新橋の会議室で日中(中日)墓石交流会が行われました。
おそらく5年ぶりです。前回は恵安で行ったと思います。
許会長は、この会議は初期のころから全部に出席していただいているような気がいたします。商売の方も聞く限りすごいです。
森田会長もエンディング産業展の間隙をぬって、御来席いただけました。
やはり中国、福建省という供給元とは今後も友好的かつ円滑に話ができる環境を築いておいた方が良いというところが非常にあります。
磊芸さんの社長さんからの「中国側の状況報告」
結構な割合で、日本向けの工場が中国国内向けにシフトしている現状を報告されました。
恵安石彫協会さんのほうからの加工機械の開発、普及の現状の報告
発表された張さんは1年間日本にいた方で、しかもこの後の質疑応答の時の日本側の加工機械などの通訳もしてくださいました。すばらしかったです。
このあと、嵐磊の張会長から「価値を高める」施策の話がありました。
恵安の組合長の王さんです。蔣さんの後継として若くして就任された矢先にコロナですので、何もできない歯がゆさはあったかと思います。
質疑応答は時間が短かったのですが、カンボジアの話など、情報がありました。
コストダウンについて中国側から質問があったとき、大川副会長が経営されている工場での努力を共有されました。大川副会長は福建省の皆さんとは利益が相反する立場であるにもかかわず、ご自分の会社のお話をされており、素晴らしく思ったと同時に、これぞ(一社)日本石材産業協会だというところを見せてくださったなと。