カンボジア産の新石種です。でも様子見です。( *´艸`)

カンボジア産の石がまた中国の取引先の方から送られてきました.

「東方山崎」という名前で売り始めている業者さんもあるようです。

自分としては、20年前ぐらいに流通した南平黒に似たイメージです。

経年変化など、少し材質の傾向を探る時間をとらないと石材店さんたちにはすすめられないので、もう少し大きなものを仕入れてから実験してみようと思います。

 

「石の目利き」的な実力

一昨日、新石種の実験の話をしましたが・・・・・・・・

僕ら石材卸問屋は、金額・納期・品質以外での価値は、

・石の銘柄当て

・石の経年変化の説明

このあたりは大きな一つの要素ではないかと思います。

クンナム系の石などキズが出る黒の石材は特に「目利き」的な実力がないと石材店さんには相手にされません。また黒系の販売キャリアが浅い状態でありながら知ったような顔をして売るのは危険です。逆にその実力が評価されれば金額が安くなくても受注できる場合がたまにあります。僕もこういったところで仕事をいただけたことが何度もあります。もう20年近く前の話ですが。

自慢ではありませんが、弊社は静岡県全域で墓石の卸売りを営んでおり、東部は北関東や東北に似た文化で「黒・10寸・11寸・ごひら」。中・西部は愛知県より西の文化で「白・8寸・9寸」。といった感じで石を扱うことになり、大げさかもしれませんが日本全国を商圏にしているような石種のラインナップかと思いますし、西と東では競合する卸売業者さんはかなり変わります。

今は営業ばかりやっているわけではないので少し「石の目利き」的な実力はちょっと落ちたかなー。

こんな話、石屋さん以外誰がわかるんだーってところで終わります。自己陶酔。

(´-`).。oO