仁藤さん、技能功労者、おめでとうございます。

先日、富士市で技能功労者の表彰式が行われました。

その中に(有)仁藤石材工業の仁藤栄彦代表が選ばれました。

新聞にもわずかながら載っていました。よく気づきましたね、これ。

こんな技能の表彰なんて意味が無いという人も少なくないと思います。

ですが、そこに一石投じて繫栄している石材店さんもあるのも事実です。

技能検定をはじめ県知事表彰や褒章、勲章。皆さんでどんどん取りにいって良いと思います。

おぐし神社のお祭りでした。(^^)/

静岡パルコの向かいです。

11月3日の前後は日本中でお祭りをやっていますよね。

静岡のおぐし神社でもお祭りがありました。

先日、施工、奉納した賽銭箱の台も立派に活躍しています。

ここは「金山彦神社」もあります。この神様は金属業、鉄鋼業、鍛冶の関係、主に職人の皆さんがよく信仰しており、石材組合の皆さんも長い間、拝んでいる神様です。

お祭りと神事が終わった後、板金組合さんと石材組合、神社の宮司さんが集まったところで宮司さんが「いま、運営ができなくて無くなる神社もある中で、このように立派にお祭りも運営できることはありがたい」といったお話がありました。

今、民間企業も大変ですが、お寺も神社も大変です。仕方がないことですが、檀家さんも氏子さんも減っていきます。

微力ですが、石材組合もできる限りのことをしていきたいです。

静岡市石材工業組合。国産石材で神社の賽銭箱の台をつくります③

静岡市、おぐし神社の賽銭箱の台です。

設置作業です。

位置と高さを決め、

固定します。

「奉納 静岡市石材工業組合 令和六年十一月」と彫らせていただきました。

表面のビシャン仕上げ、字彫りは(株)鈴政石材の鈴政幸男副組合長の渾身の作業です。

賽銭箱を乗せました。

ビフォー

アフター

賽銭箱の足がしっかり落ち着きました。

宮司さんにも確認いただき、記念撮影を致しました。

ちょっぴりお役に立てたでしょうか。

ありがとうございました。

北原組合長、組合員の皆様、大変お疲れさまでした。

 

静岡市石材工業組合。国産石材で神社の賽銭箱の台をつくります②

賽銭箱の台の加工。

カットの担当の原田さんです。ベテラン職人です。

大口径切削機で原石から切ったあとは、24インチの小さな切削機(オフカット)で側面の切削。

末広がりになるような斜めカットです。

果たして、どう仕上がりますでしょうか。

二科展に行ってきました( ゚Д゚)

先日、二科展に行ってまいりました。

東京駅の丸の内から出て少し歩き、千代田線の二重橋前駅から地下鉄に乗り、乃木坂駅で降りると徒歩数分で新国立美術館に着きます。

登坂秀雄先生の作品です。

面白い作品ですね。

お客さんのほとんどは気にしないと思いますが、この作品、だいたいが手作業と、手で持つ工具で加工していますね。時間かかっただろうな。

どうでもよい石屋のコメントでした。

お客さんのほとんどは気にしないと思いますが、浮金ですね、おそらく。

どうでもよい石屋のコメントです。

加工した時間や技術ではなく、作品の見た目や斬新さ、概念の価値を考えて日ごろの業務に活かせないとだめだよな・・・・・・・・

登坂先生は僕たちになじみのある石材を使ってくれるので親しみを感じます。

漫画家さんの展示の前はごったがえしでした。まんが、アニメもすごいですね。

二科展はイメージだけですと非常に敷居の高い感じですが、結構普通な庶民的な感じでリラックスできるので、ご興味のある方は来年9月に行かれてみてください。

とうとうこのテーマが来ました。( ゚Д゚)

第3回お墓未来プロジェクトの案内が来ました。

10月3日に名古屋で行われるそうです。

とうとう「集客」がテーマに来ました。今の時代では集客・販売・品物づくり・管理運営の4つの中で集客が一番難しくコストもかかると言われるそうです。

このテーマを能島委員長がどう切り崩してくれるのか。興味深いです。

第2部は「地域密着」。静岡の佐野さん。佐野さんは優秀で何でもできます。頭脳の回転が非常にはやく、石材店としての活動も間違いないものばかりです。「これはやっておいた方が良い」ということはほとんどやっています。

佐野石材さんが傾いたら日本中の石材店が傾くでしょう。そのぐらいに思います。

 

あとは受講された人たちが得た情報とノウハウを勇気を持ってアウトプットできるかどうか。がんばりましょうね。

 

第2回「お墓未来プロジェクト」

7月25日に新大阪で行われた第2回「お墓未来プロジェクト」。

参加された皆様にはどのように見えたでしょうか。

僕個人としてはこの勉強会について良かった悪かったと評論するのではなく、頑張ってみんなで実践していかないと、という気持ちです。

能島委員長は惜しみなくエッセンスを共有してくださっていると思います。

僕が今まで見てきた人の中で、ある経緯を経て営業成績が非常に良い人が何人かおりますが、恐らく能島委員長も似た経緯を経て、異常な実績をお持ちの方だとわかりました。(「経緯」についてはネットでは話すことができませんが、個人的に聞いていただければお答えします)

ただ、そういった異常な営業成績を上げた人で、

⓵何十年も同じ生業を続けている人

②「どのように売るのか」について理詰めでレクチャーしている人

は少ないのではないかと思います。

能島委員長からはテクニックやノウハウ的なものも学べますが、人間性も学ぶところが沢山あります。むしろこちらの方が学ぶべきかも。

ちなみに、いつも石産協の勉強会なんて来ないよなーと思うある人が、2回連続で参加しているのを見たので、「こりゃこの人、全部来るな」と思っています。参加したメリットが本当にあると思ったのでしょうね。

「ある人」が誰かは秘密です。

第3回、いつだっけ。確認しとこう。

 

中山石の加工の様子です。

中山石を加工している渡辺石材様の工場です。採石場から運んできた原石が並んでいます。

切削機です。一回切削するたびにキズ(ひび)が出ていないかどうかを確認しながら切っているので時間がかかります。

切削が終わったら磨きです。

磨き面も、加工が終わった後丁寧に見直し、キズが見つかったらもう一度すり落とすなど対応します。

中山石はぼちぼちですがコンスタントに製品を出荷しています。

 

昨年の後半以降、浮金の供給が難しくなっているところがあったので、撮影からブログで公開するまでが遅くなりましたが情報提供させていただきました。

ある程度の説明は必要かもしれませんが、国産材の黒という引き出しはありますので、大切にすすめていただけたらと思います。ありがとうございました。

 

中山石の採石場です。大切に。(^^)/

中山石の採石場です。

国産の墓石で黒というと、浮金石と中山石になります。

上の画像の石は全長2メートル程度の石です。ラフターを搬入しないと運べない石です。このような大きな石も少し残っています。

採石の作業は平成22年(2010年)ごろにやめており、在庫の原石を加工して供給している状況です。ただ、見た目、「5年やそこいらじゃなくなんねえんでねえか」とのことです。

黒だとよくやることですが、キズ(ひび)が入りにくいように土をかぶせて直射日光を当てさせないようにしているそうです。

真壁の人も福建省の人も、クンナムやファインのような黒みかげの原石には直射日光を避けるために藁やビニールシートをかけます。黒い石はデリケートです。望月くんの肌のようです( *´艸`)

昔は福島県の黒といえば・・・・・・

鍋黒・ボタン

の2つの高級銘柄があって、その下のランクに浮金や浜通りの石(植田など)やいろいろあり、浮金を扱う業者さんだけでも20社以上あったようなことを聞いたことがあります。

今、このようになっているのでみんなで大切に使いたいですね。

 

輸入品がなくなっても困らないぞ。全国石材技能士会総会でした。

月曜日は全国石材技能士会の総会が福島県の郡山で開かれました。

全国的に実績のある有名な方が揃っています。この方たちの力で技能グランプリや各地の技能検定が運営されているのですね。

講演は安積国造神社の宮司さん。安積艮斎先生のご子孫です。艮斎先生は吉田松陰など明治維新の時代に活躍した人たちに教えを説いたことで有名な人です。

僕もこの神社は何度もお参りしたことがあります。超まちなかです。会場のホテルから歩いて3分。

懇親会も盛大。活気は大切ですね。

福島商業のチアリーダー部が余興で呼ばれるってすごい。

翌日は江持石の採石場と白河の小峰城を見学するという有意義なツアーもありました。

あらためて全国団体はすごいなと思います。

 

・・・・・・・良いものをつくれば売れるという簡単な時代ではないですが、もし万が一、中国が台湾を攻撃するようなことがあって輸入ができなくなったら、こういった活動が生きるかもしれません。サポートしていきたいですね。