今年すすめて良いと思っている石:ベルファスト

この期に及んで「ベルファスト」をすすめる?と思う人もいるかもしれません。

建築材、墓石材、長年にわたり常識的に使われてきた石材です。

この数年間、墓石工場にはあまり流通していなかったと思われたのですが、今年は普通にあります。↑の画像は工場ではなく福建省の原石商社の置き場です。

材質もそこそこ。そして、なぜか単価が手ごろ。これがすすめようと考えた理由です。

弊社の現在の卸売り単価ですと、インドの〇○○よりも5000円/切以上安いです。

先ほどの福建省の原石商社は大手ですので情報はそんなにマニアックではないと思います。気になるという方はお取引先の卸業者様にお問い合わせされてください。

 

緑が強いインドの石、流通し始めました。(*’▽’)

万年青っぽい石がインドから流入されていました。

こんな感じの色と目合いです。僕個人的には12月ごろ認識しました。

ただ、産地と艶、石目を見る限り、経年変化はそれほど様子を見なくても問題ないんじゃないかと思います。

弊社の静岡の展示場には1セット、洋型石塔を展示しています。売れたら良いなー( *´艸`)

どうでしょうか。

 

工場の社長さんたちは、小さいクリーム色の玉が出るのでこれを完全に除くのは難しいと言っていました。その点は事前に説明してすすめたら良いでしょう。

スマホで撮った画像だけでも緑色が強いのはわかりますね。

いま、M-1HやC-1でも本当にが強い石は少ないのでこちらの石に需要が出てくるかもしれません。

僕は今回2か所の工場で原石を確保しているのを確認しましたが、原石の出荷量は月間30立米程度だという事なので、まだ5社も持っていないのではないかと思います。

まだもう少し流通や材質の様子を見てから原石の仕入れを考えると言っている業者さんもいました。

いまのところ、50寸前後、30切前後の製品なら石のサイズ、色合わせも心配なく受注できる状態かと思います。それ以上はもう少し様子見したい感じです。

ご興味のある石材店さんは、近くの卸業者に聞かれてみてください。たぶんわかるかと思います。