第五回墓デミー賞授賞式でした。

第五回墓デミー賞授賞式。

お墓にまつわるエピソードの作文と写真を公募し、優秀な作品には賞を授与するという企画です。

今回は最優秀賞の方も優秀賞の方もきてくれたようです。

受賞者の方にも壇上で語っていただきました。

故人への思いや生前の思い出。「もっとはやくこうしておけばよかった」などの後悔。

文章の中で「もっとこういった表現の方が伝わるんじゃないか」といったテクニック的なもの、描写などは必要なく、純粋に思いのままに作文してくれているのが良いなと思います。

お墓のかたちや寺社とのかかわり方は今後もだんだん変わっていくかもしれませが、故人との思い出を大切にする気持ちや故人の冥福を祈る気持ちは変わらないと思うので、そういう気持ちをはぐくむというか、守るというか、そういったことの一助にはなれるのではないのかなと思います。

墓デミー賞、良いことをやっていますね。

第三回お墓未来プロジェクトより:佐野さん、無尽蔵( ゚Д゚)

第三回お墓未来プロジェクトの後半の講師は静岡の佐野さんでした。

日本石材産業協会の副会長も務め、何かと困りごとは佐野さんが解決していることがあるようで、皆様が大変助かっているそうです。エンディング産業展でのセミナー中のライブのオンラインアンケートは佐野さんがつくっていたと聞いています。でも「デジタル担当」と呼ぶのはやめてほしいと言われます。失礼いたしました。(‘◇’)ゞ

佐野石材さんの活動内容が多すぎて、まったく同じようにやるのは難しいと思いますが、高齢者のサポート事業、まちゼミ、地域イベントへの参加、石仏探検ツアーなど、地域の皆さんとの密着をとおしてのお墓、石、終活の啓蒙活動は、どれかひとつならできるのではないかと思います。全部は無理でしょ、ふつう。いつ寝ているんだろうか。

また、ただいろいろ頑張っているだけでなく、活動についての目的や意味をしっかり頭の中で整理し、成果の振り返りもするようにしているとのことです。

いろいろやりすぎで死んでしまうんではないかと思う佐野さんですが、ピンピンに元気でお酒も水のように飲まれます。

20~30分の1ぐらい真似させていただきます。ありがとうございました。

 

 

第三回お墓未来プロジェクトを受講。脳みそ満タン(‘Д’)

第三回お墓未来プロジェクトに参加してまいりました。

集客チャンネルは何があるのか。オンラインかオフラインか。

なぜお客さんは数ある石材店の中で自店をえらんでくれたのか

自店に仕事の依頼をしてくれたお客さんは何が手に入るのか

お客さんなどいろんなひとに聞く。

たくさんの情報がセミナーにくみ込まれていたので脳内が満タンでした。

とにかく考える機会になりました。

この後じっくり、自店の

ウリ

コンセプト:尖らせる

ペルソナ:どんなお客さんが自店に仕事を依頼してくれたら一番喜び、便益をもたらせるか

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能島委員長のお話で、

「先日の自民党総裁選、9人出ました。8人が負けましたが、次がありますよ。でもお墓の戦いは1回負けたら次はいつですか?100年後に来ますか?負けたらいけないんです。」といった言葉がありました。

商売は競合店と戦うのではなく、あくまでお客さんとの対峙で満足をもたらすことを目指すべき。でも結果的には勝ち負けが出る。とったとられた。だから自分がずば抜けていないと認識していたら自然と競合店の動向には敏感になる。執念のようなものがあっても良いと思う。

自分はこういった気持ちでいつも仕事に取り組んでいるだろうか。こういう気持ちでいつも頑張っていたら「背水の陣」は永遠に来ないだろう。能島委員長のメンタルは「集客」よりもマスターが難しいかも。

 

ノウハウでもメンタルでも勉強になりました。皆様ありがとうございました。

 

「集客力と来場者のクオリティ」(‘◇’)ゞ

プラスダイヤさんの体験型展示会にお邪魔してまいりました。

3年前のイベントにおいても思ったのですが、ほとんどご夫婦だけでやっているにもかかわらず、集客がすごい。

きっと2日間で〇〇〇社、〇〇〇人ぐらい来場しているのではと思います。

これって、スタッフが30人~50人いる墓石の卸業者さんの展示会と変わらないレベルです。

もっとまねできないのは、来場客のクオリティと言ったらよいのか。

・本当に勉強したいと思って来場している石材店さん

・プラスダイヤさん、また宮下社長を応援したいと思って来場している石材店さん

そういった人の割合が非常に高いと感じます。「営業マンが熱心に誘ってきたから来たよ」的な人は少ないように感じます。

これは真似できません。タモリの「韓国と北朝鮮の違い」のモノマネを真似する次ぐらいにむずかしい真似かと思います。

宮下社長の人間力と戦略があってこそ、としか表現のしようがありません。

見習うことはできませんが、こういう人が遠くないところに存在するということは自分の向上心につながります。ありがとうございます。

 

 

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いわく「おまえもがんばれよ」

がんばります。

 

「コストアップ」以外のネタを装備して値上げ・・・・・。( `ー´)ノ

今年になって「1000円以上の価格を出せずに廃業したラーメン屋」的な記事をよく見かけます。

墓石の新規建立の需要は年々減っている状況ですので、今後は石材が発生しない作業そのものにもしっかり利益を乗せないと厳しい墓石業界です。特に納骨と追加戒名彫りでしょう。

少なくとも今の世代の人までは単価据え置きで頑張る事ができても、そのままでは後継者ができないでしょう。どこかで「どうしても値上げできない」状況を打破しないといけないかと思います。

石材工業新聞さんではこの問題に対し、延髄を斬るような記事をたびたび出されています。

ただ「コストアップ」という理由だけではなかなか値上げには踏み切れないかと思いますので、こういった業界紙や、石材組合、業界団体のネットワークを使って他の同業者のノウハウを見てくるようにすれば、ネタは手に入るかもしれません。

情報収集と試行錯誤、PDCAは果てしない旅ですね。

思い出を故人と共有して・・・・・・・・・・

先週、思い立ってある人のお墓にお参りしました。

今回は4回目ぐらいのお参りでした。

突然亡くなった人でしたので初めてお参りした時は、字が刻まれていたのを見て、「やっぱしこのおっさん死んでた」と思いました。本当に亡くなっていたなあ。

石の仕事での取引はほとんどありませんでした(注文もらっても指示が細かすぎて儲からないから要らなかったです)が、会ったときはとても歓待してくださいました。昼間っから焼肉行くかと何度も言われました。昼から焼肉はよしましょうよ。一日終わっちゃいますよ。

数人の人から聞く限り、この人は資産のある人なのでお金には困っていない人だそうでした。でもいつも新しい商売のことを考えており、その話題には僕も楽しく会話させていただきました。実際にサイドビジネスは2、3やっていたと思います。察するに、「裸一貫の自分でも卓越できる」ことをいつも表現したかった人ではなかろうかと思います。

おそらく18年前に、「一緒に工場やらないか。お前は資本1万円入れてくれればいいから。イシフクの営業やりながらでいいからやろうぜ。」と言われ、工場のコンセプトや当時の人材、めぼしのついた工場など魅力が揃っていたので僕も結構乗り気でした。ビジネスモデルはこの人と僕との会話の中で出てきたものだったと記憶しています。

でも間もなくいろいろあり自分が今の会社の代表になってしまったのでこの話はなくなりました。この話、1年早けりゃな~。

そんな思い出を共有した人でした。

極楽でも浮浪雲みたいにいてください。25年後、またあっちの厦門であそびましょう。

 

 

唯一無二は難しいです。( *´艸`)

 

数年前、あるビジネスを思いつきました。

コロナ禍でしたので、オンラインでお寺や神社にお参りして賽銭を投げられたら喜ぶ人がたくさんいるのではないか。

「SHOWROOM」という会社のアプリで、アイドルの私生活などをネットで生配信しているところに投げ銭(チップ、差し入れ)やってるのあったなあ。

ある人にこのアイデアについて意見を聞いたら、「うーん。名門のお寺や神社はお金には困っていないのであまり新しいことはしないです。名門でないお寺や神社で導入してもお参りする人は少ないです。よほど宗教の関係での人脈がある人でないとこれ、成立しないと思います。」

ちゃんちゃん。といったビジネスプランでした。

その後、これをやっている団体がいたことを知り、またちょっとした事件になっていたのを知りました。

いまこの事件のニュースを検索したらまだありました。

https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/omoshiro/202107/0014485985.shtml

同じことを考える人、いますね。唯一無二は難しいです。