ある石材店さんから最近言われました。
「仏にかかわる仕事は地味じゃなきゃダメなんだ」と。
たしかにこの人の先代の社長は商才に長け、土地も高級車もたくさん持っていましたが、寺院さんやお客さんと会う時は必ず軽トラでした。しかもちょっと古め。
一部の寺院さんはこの石材店さんが非常に繁栄しているのも、豊かな生活をしていることも当然知っていたと思います。でも仕事とプライベートの落差に惚れていたのかもしれません。
人は所詮、経済的に繁栄をしている人を尊敬するのは常ですが、貴賤関係なく「わきまえる」ことは尊敬につながります。
いろんなケースであっても身をわきまえる、場をわきまえる、ということが徹底できると「この人はぶれない理念を持った人だ」と思われやすいような気がします。
簡単なようで難しいですが「わきまえる」ことは大切で無難です。
・・・・・・・ただ、キャラによりますが、高級車を乗り回すことによって繁栄している社長さんもおります。例外的な人もいるのでそのあたりはご了解ください。