「わきまえる」人は尊敬される。

ある石材店さんから最近言われました。

「仏にかかわる仕事は地味じゃなきゃダメなんだ」と。

たしかにこの人の先代の社長は商才に長け、土地も高級車もたくさん持っていましたが、寺院さんやお客さんと会う時は必ず軽トラでした。しかもちょっと古め。

一部の寺院さんはこの石材店さんが非常に繁栄しているのも、豊かな生活をしていることも当然知っていたと思います。でも仕事とプライベートの落差に惚れていたのかもしれません。

人は所詮、経済的に繁栄をしている人を尊敬するのは常ですが、貴賤関係なく「わきまえる」ことは尊敬につながります。

いろんなケースであっても身をわきまえる、場をわきまえる、ということが徹底できると「この人はぶれない理念を持った人だ」と思われやすいような気がします。

簡単なようで難しいですが「わきまえる」ことは大切で無難です。

・・・・・・・ただ、キャラによりますが、高級車を乗り回すことによって繁栄している社長さんもおります。例外的な人もいるのでそのあたりはご了解ください。

 

 

 

 

おぐし神社のお祭りでした。(^^)/

静岡パルコの向かいです。

11月3日の前後は日本中でお祭りをやっていますよね。

静岡のおぐし神社でもお祭りがありました。

先日、施工、奉納した賽銭箱の台も立派に活躍しています。

ここは「金山彦神社」もあります。この神様は金属業、鉄鋼業、鍛冶の関係、主に職人の皆さんがよく信仰しており、石材組合の皆さんも長い間、拝んでいる神様です。

お祭りと神事が終わった後、板金組合さんと石材組合、神社の宮司さんが集まったところで宮司さんが「いま、運営ができなくて無くなる神社もある中で、このように立派にお祭りも運営できることはありがたい」といったお話がありました。

今、民間企業も大変ですが、お寺も神社も大変です。仕方がないことですが、檀家さんも氏子さんも減っていきます。

微力ですが、石材組合もできる限りのことをしていきたいです。

静岡市石材工業組合。国産石材で神社の賽銭箱の台をつくります③

静岡市、おぐし神社の賽銭箱の台です。

設置作業です。

位置と高さを決め、

固定します。

「奉納 静岡市石材工業組合 令和六年十一月」と彫らせていただきました。

表面のビシャン仕上げ、字彫りは(株)鈴政石材の鈴政幸男副組合長の渾身の作業です。

賽銭箱を乗せました。

ビフォー

アフター

賽銭箱の足がしっかり落ち着きました。

宮司さんにも確認いただき、記念撮影を致しました。

ちょっぴりお役に立てたでしょうか。

ありがとうございました。

北原組合長、組合員の皆様、大変お疲れさまでした。