中山石の採石場です。
国産の墓石で黒というと、浮金石と中山石になります。
上の画像の石は全長2メートル程度の石です。ラフターを搬入しないと運べない石です。このような大きな石も少し残っています。
採石の作業は平成22年(2010年)ごろにやめており、在庫の原石を加工して供給している状況です。ただ、見た目、「5年やそこいらじゃなくなんねえんでねえか」とのことです。
黒だとよくやることですが、キズ(ひび)が入りにくいように土をかぶせて直射日光を当てさせないようにしているそうです。
真壁の人も福建省の人も、クンナムやファインのような黒みかげの原石には直射日光を避けるために藁やビニールシートをかけます。黒い石はデリケートです。望月くんの肌のようです( *´艸`)
昔は福島県の黒といえば・・・・・・
鍋黒・ボタン
の2つの高級銘柄があって、その下のランクに浮金や浜通りの石(植田など)やいろいろあり、浮金を扱う業者さんだけでも20社以上あったようなことを聞いたことがあります。
今、このようになっているのでみんなで大切に使いたいですね。